KLM: チャット機能で飛行機チケットを変更してみた
人生初:海外渡航直前フライト変更
日本帰国出発1日前に高熱になり意識朦朧とした状態で飛行機チケットの変更を行ったとをこちらのブログに書きました。
航空券はエアラインのウェブサイトで購入
航空券はいつも航空会社のウェブサイトで購入するようにしています。一番の理由は単純に使い勝手が良いからです。格安サイトで比較してみても、最短距離時間でのフライトのみ検索している場合は、高い確率で航空会社ウェブサイトから直接購入するのが一番安かったりします。同じエコノミークラスで5万円以上の差があれば考えものですが、2−3万くらいまでなら多少高くても航空会社から購入したほうが、今回のように突然のキャンセル変更の場合や、何かトラブルが生じた場合、きちんと対応してもらえるので安心ですし、結果安あがりになるかと思っています。
KLMにチケット変更依頼
今回帰国に利用するKLMでの飛行機変更は、オンラインとSNSと電話の3種類で可能です。自分で変更後のフライトスケジュールを見つけるほど体力気力がなかったのと、電話口で英語を使って意思疎通が図れる自信がなかったので、SNSチャット機能を使うことにしました。なお、KLMチャット機能を使ってのチケット変更は、チケット番号が「074」「057」「006」から始まるものに限ります。
KLM に連絡を取る際に利用可能なチャットアプリ
- Facebook メッセンジャー
などがあります。私はWhatsappを利用して変更を試みました。以下スクショと補足説明(&拙い日本語訳)です。画像の大きさ、文字の大きさが様々ですがご勘弁ください。
1. Prosecco (以下P)
「こんにちは。明日フライトがあります。私のチケット番号はXXXです。このチケットは変更(延期)可能ですか? 今朝すでにチェックインしています。」
2. KLM -- 自動応答でした。
「こんにちは。KLMのヴァーチャルアシスタントで、チケット変更に関する必要な情報を集め、人間の同僚をサポートしています。念のためのお知らせですが、KLMホームページのMy Tripからの変更が早いかもしれません。」
3. KLM
「予約コード、このチケット購入の際に使用したラストネームは何でしょうか」
4. P「VXXXXX, Prosecco」
5. KLM
「E-mailアドレスはなんでしょうか。確認メールをきちんと受信されるかどうか確認したいのです。」
6. P 「XXXX@gmail.com 」
コメント:自動応答で回答があるとは知らずに最初の非常に簡単な英語で「チケット変更したい」と伝えましたが意図は通じたようです。その次の質問については、文章にせず回答のみを記載して返信のみで問題はありませんでした。ここまでかかった時間は2分です。
7. KLM
「変更希望のフライトをお知らせください(現在のフライト情報ではなく)。例えば、変更目的先:アムステルダム行き。帰国日を1月1日へ変更、など。」
8. P
「出発を1月17日に変更、復路日を2月1日変更。ルートはそのままです。」
9. KLM
「ということは出発日を2月1日に変更されたいのですね。これでよろしいでしょうか。」
10. P「NO」
コメント:英語の具体例に合わせてこちらの変更希望を簡単に書いたつもりでしたが、全く通じていなくて、自動応答とのやりとりが少し不便に感じた瞬間です。
11. KLM -- 7の質問が繰り返されます!
「変更希望のフライトをお知らせください(現在のフライト情報ではなく)。例えば、変更目的先:アムステルダム行き。帰国日を1月1日へ変更、など。」
12. P
「出発を1月17日に変更、復路日を2月1日変更。」*今一度KLMからの例文を確認すると「Change return date "to"」となっていました。私の前回の回答は「 Change return date "on"」としていたので意味に大差はないと思いながらも念のため on から toに修正して再度回答しました。
13. KLM
「ということは出発日を2月1日に変更されたいとのことでよろしいでしょうか。」
14. P
「NO」(気持ちはNOOOOOOOooooooo)
15. KLM
「あなたを理解するのに問題があります。人間のエージェントにお繋げします。回答は少しお時間かかるかもしれません。」
コメント:39度の発熱状態で、自動応答との意思疎通を図るのは至難の技で、もうげんなりしてしまいました。最初からここまでかかった時間は7分ですがそれ以上に感じました。
そして43分後に人間のエージェント(笑)と思われる方から連絡が届きました!
15. KLM担当者
「ご希望の日付の空席確認を行ったところ下記のフライトを見つけました。[変更後の往復フライトスケジュール]。チケット発券課へ見積り計算依頼を行う前に、こちらのフライトでご都合よろしいかどうかご確認の連絡をいただけませんか。」
16. P
「ありがとうございます。上記であっています。」
待つこと26分。。。
17. KLM担当者
「ご確認ありがとうございます。チケット変更合計料金は169.84ポンド(変更手数料120ポンド+差額49.84ポンド)。このオプションを保存しておりません。したがってこの料金と空席の保証ができかねます。お支払いリンク先を受領されたいかどうかお知らせください。」
18. P「Yes Please. よろしくお願いします。」
19. P「支払い先リンクをXXXX@gmail.comにも送ってもらえるとありがたいです。」
コメント:支払い手続きはパソコン上で行いたかったため19の質問を追加しました。
5分後に回答がありました。
20. KLM担当者
「ご確認ありがとうございます。お支払いリンク先はこちらWhatsappのみにお送りが可能でございます。さらに、お支払い先リンク作成するためにも、まず初めにチェックインをキャンセルしていただけませんでしょうか。My tripページからキャンセルが可能です。予約コードとラストネームでログインください。」
パソコン上でチェックインキャンセルを行い10分後に回答しました。
21. P「チェックインキャンセルしました」
さらに12分後、最後のメッセージが届きました。
22. KLM担当者(自動応答かも)
「ご回答ありがとうございます。次のリンクから、合計169.84ポンドのお支払いを完了ください。お支払い完了後24時間以内に新しいチケットをお送りいたします。支払い先リンクは今から24時間後には無効になります。すなわちこの時間以内に支払い完了されない場合、提示させていた料金と空席の保証ができかねます。24時間以内にコンファメーションが受領されない場合やその他ご質問がある場合はお知らせください」
23. KLM 自動応答
SNSソーシャルメディアサービスへのアンケートにご協力ください。ありがとうございました。
変更依頼をしてから支払いリンク先が届くまで約2時間かかりました。すぐに支払いを済ませ、Emailで新たなチケットを無事受領したのがさらに20分後でした。高熱で意識が遠のいていましたがなんとかフライト変更を終えられたのでほっとしました。
最後のコメント:チャット内容に目を通すと一目瞭然ですが、私が使用した英語は非常に簡単です。KLM側の英語も長々とありますが、重要なポイントはわずかです。万が一英語でキャンセル依頼をしなくてはいけない場合は、私の英語を参考にしていただければと思います。
今日のボキャビル
Rebook: 再予約
Ticketing: チケット取り扱い、発券
Booking code: 予約コード
Confirmation: 確認
We cannot guarantee: (発音:ギャランティー)保証できない
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