イタリア・パドヴァのクリスマスイルミネーション
イタリア・ベネト州に来ています。
ベネト州はヴェネチアを首都とするイタリア北東地域です。ヴェネチア以外にも、古代ローマの円形競技場アレーナで有名なヴェローナ、パラッディオ建築が満載のヴィチェンツァ、イタリア国内アルプス山脈で黄金に輝く地層が美しいドロミーティ国立公園など世界遺産が盛りだくさんで見所がいっぱいです。
クリスマスシーズンも水没してしまったヴェネチアについて全く知らないまま、空港に迎えに来てくれたパートナーと合流、夕食まで時間があるので、クリスマスイルミネーションとマーケットを見たかったので、道中、世界で二番目に古いパドヴァ大学があるパドヴァに立ち寄り、散策しながらキラキラした街並みを楽しみました。
クリスマスライトアップされたパドヴァの街並み
クリスマスお勧めのアペリティーボ:ヴァンヴリュレ
クリスマスシーズンに飲むお酒がいろいろあります。なかでもVin Brule ヴァンブリュレと呼ばれるスパイスが効いたホットワインがポピュラーです。ドイツ語ではGlue Wine グリューワイン、英語ではMulled Wine マルドワインとも呼ばれています。クリスマスマーケットにドリンクを売っているスタンドがあり、冷たい冬の空気を肌で感じながら、温かいヴァンブリュレをいただくのが醍醐味の一つです。イブの日に、このクリスマスドリンクを求めてパドヴァのクリスマスマーケットを渡り歩きましたが、残念ながら見つけることができませんでした。
ベネト州のお決まりアペリティーボ
24日夜は、わずかですがレストランやバーはオープンしていて、クリスマスイブのアペリティーボを楽しむ地元の人で溢れかえっていました。静かに一時を楽しみたい私たちは、中心部からほんの少し離れたこじゃれた「彫刻」という名のカフェで、ベネト州定番のアペリティーボ・スプリッツァをいただきました。スプリッツァは、ベネト州発のスパークリングワイン、プロセッコに、アペロールというリキュールとソーダを足したものです。アペロールの代わりに、カンパリを入れることもありますが、カンパリほどの苦味がないアペロールを好んで選んでいます。
Lo Scultore Cafe, Via S. Fermo, 120, 35137 Padova PD
Lo Scultore = The Sculpture=彫刻
今日のボキャビル
North East: 北東。日本語と同様に東西南北に、さらに方角を追加するだけです。北北東、はNorth North East
Amphitheatre: 円形競技場
UNESCO World Heritage Site: ユネスコ世界遺産認定された場所。英語では、世界遺産のWorld Heritage だけでなくUNESCOをつける傾向にあります。
The second oldest: 世界で二番目に古い
epitome, the best part of it: 醍醐味
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