イタリア・ヴィチェンツァのクリスマスイルミネーション(おすすめ!)
世界遺産都市ヴィチェンツァとパッラーディオ
ヴェネチアから車・電車で45分ほどのところに所在し、ヴェネチア共和国時代の主要拠点でもあったヴィチェンツァ。旧城壁内の市街地全体が世界遺産に登録されています。16世紀に活躍した建築家パッラーディオが設計した古典的ローマのファサードを取り入れた建物やそれに呼応するように建てられた街並みは美しく、歩いているだけで優雅な気持ちになります。
パッラーディオ建築様式は世界中で取り入れられていて、アメリカのホワイトハウスがその一例です。
スタイリッシュな街:建物もお店も人も
街そのものが美しいからか、人口12万にも満たない小さな街にもかかわらず、イタリアのハイブランドショップや品質の高いイタリア製品を取り扱っているお店がたくさんあります。レストラン・カフェも洗練されているものばかりです。そして街が醸し出す雰囲気が、街行く人たちの雰囲気にも影響を及ぼし、街も人もスタイリッシュでお洒落です。
スタイリッシュなクリスマスイルミネーション
ヴィチェンツァは春夏秋冬いつ訪れても美しいのですが、クリスマスイルミネーションは、街とそこに住む人たちのセンスが凝縮されていて壮麗です。
ヴィチェンツァは、ローマ・ミラノ・フィレンツェ・ヴェネチアなどに比べて知名度が低いですが、この地域発で世界的に有名なものがいくつかあります。
ファッション界では、ボッテガヴェネタ、ディーゼル、またライダーやウィンタースポーツブランドのダイネーゼが挙げられます。ボッテガヴェネタの本社はスイスに移されましたが、ディーゼルとダイネーゼの本社は今でもヴィチェンツァ地域にあります。
セリエAで活躍した元プロサッカー選手のデルピエロは、ヴィチェンツァの隣接地域であるプロセッコ生産で有名なコネリヤーノの生まれで、引退後の現在はヴィチェンツァ地域に居住されています。
列車で、ヴェネチアから約45分、ヴェローナからは約30分の場所にあるヴィチェンツァ。両市の人混みに疲れてしまった場合、同じように歴史を感じつつもスタイリッシュな街で優雅にリラックスされたい場合はおすすめのスポットです。
今日のボキャビル
Palladian architectual style: パッラディオ建築様式
Ambiance: 雰囲気
All year around: 1年中(春夏秋冬)
Magnificent: 壮麗な
Elegant: 優雅な
High profile: 知名度が高い