コロナウィルス:イングランド、N95、東アジア人はつらいよ、など
イングランドで感染者35名
北イタリアでコロナウィルス蔓延したことによりイギリスでもトップニュースはもっぱらこの話題です。ついにイングランドでの国内感染、ホットスポットと呼ばれる地域(イタリアやイラン、中国、韓国)への渡航経験がない人が感染し現在35名と感染者が増加しています。スコットランドにウィルスが到達するのも時間の問題かもしれません。
最強マスクN95
大学病院で勤める知人のお医者さんから、マスク着用は確かに感染防止に役立つかもしれないけれど、やはりそれなりの保護レベルのマスクをきちんと着用しないと意味がないと聞きました。日本人がよくつけているマスク(いわゆるSurgical Mask)はどちらかというとエチケットレベル、らしいです。マスクを買うなら通常のマスクより分厚く空気中の微粒子を95%シャットアウトする「N95」を選ぶようにとアドバイスを受けました。
早速、ネットで購入しようと調べてみると、な、な、なんと、1枚10ポンド以上がほとんど!何枚セットなのかなぁと調べてみてもどうやら1枚のみの値段でした。高級品すぎて手が出ません。中には「軍隊用」と書かれたものもあり、かなり高性能なマスクなことがわかります。ただこのハイエンドな高級マスクも感染のホットスポット行って初めて効果が出るようなので、まだまだ危険度が低いスコットランドで購入すべきか迷っています。品切れになる直前に日本で購入したマスクと除菌シート、ジェルでなんとか対応します。
東アジア人への風当たり
ヨーロッパ(特にフランス)での東アジア人差別が広まっているとニュースで読みましたが、スコットランドで生活している分にはいたって通常で差別は全くもって感じられません。ただ、国境越えする空港ではやはり現在日中韓のパスポート保持者は国によっては特別視されるようです。
例えば韓国人の友達がスペイン経由でモロッコを訪問した際に、韓国人だとわかると通常の入国セキュリティではなく検疫所へ即連れて行かれ体温を図られたそうです。ポジティブな友達は、「セキュリティ並ぶ時間がなくてラッキー」と爆笑絵文字でメッセージを送ってくれていましたが。。。
この2ヶ月は海外旅行の予定がないので(そもそも現在BRP延長手続き中だった)、面倒なことに巻込まれることはありませんが、一刻も早く収束することを祈るばかりです。