新しい生活様式:超(腸)すっきり
ソーシャルディスタンスが当たり前になっている「新しい生活様式」。英語では"The New Normal"とか"The New Norm"と言われています。ロックダウン中に、できるだけ病院のお世話にならないよう健康体調管理の一環として新たにはじめた習慣があります。
毎朝ヤクルトを飲む
日本の隣国で新型コロナ感染が拡大している中、免疫力アップになるとして乳酸飲料が売れている、というヤフーニュースを目にしました。それと同時に、毎日欠かさず読んでいるヤクルトスワローズの球団マスコットつば九郎のブログにも「てあらい・うがい・やくると!」と書いてあり知らないうちに「乳酸飲料を飲むように」と潜在意識に埋め込まれていたのかもしれません。
最後にヤクルトを飲んだのは記憶にないくらい遥か昔(30年以上前!?)です。もともと便秘体質ではないので、特に腸活をしようとは思っていませんでした。でもスコットランドに来てからというもの、繊維質が高いものや発酵食品を頻繁に摂取しなくなったからか、お通じの質がかなり硬くなり、美容健康面からそれなりに気にはしていました。
抗ウィルスには直接関係ないとは知りつつも、いつでも胃腸を整えておくのは体に良いことなので、懐かしさ半分、欧州ブランドよりも少し割高ですが、試しに1週間飲み始めたところ、3日目ぐらいから、綺麗サッパリスッキリ(笑)さすが、日本の発明、乳酸菌シロタ株。時々飲んでいたビオフェルミンよりやお味噌汁よりも腸内が活性化され、お通じが断然スムーズになりました。
ちなみに日頃から便秘に悩まされているうちのパートナー。私がヤクルトを飲んでるのを見ては「ただのバクテリアやん」と言ってバカにしていたのですが、あまりにひどく苦しんでいた今週、初めてヤクルトを飲んでみて2日半後、無事に便秘から解放されました。どうやら私たちの体には合っているようです。
ありがたい低カロリーヤクルトライト
通常のヤクルトとは別にヤクルトライトという海外限定商品があります。通常盤は一本43カロリーですが、ライトは27カロリーとカロリー控えめ、かつビタミンDとEが追加されています。お味は通常のものよりもほんのり柑橘系の味がして甘ったるくなく非常に飲みやすいです。新しい生活の一部として、毎日ヤクルトを飲むということは、「ビフォーコロナ」よりも糖分をとってしまうことになるので悩みましたが、ヤクルトライトのおかげで安心です。
冷蔵商品なので当たり前といえば当たり前なのですが、通常日本含む東アジア発の商品はアジアコーナーにまとめられて陳列されているのですが、ヤクルトはヨーロッパの乳酸飲料の強豪たちと肩を並べて堂々と鎮座しています。日本人として誇らしいです!
私が買い物をするときに、同じようにヤクルト製品を手に取るお客さんに出会ったことはないのですが、いつも在庫が少なくなっては補充されているので、近所にもスコットランド人のヤクルト愛飲家がたくさんいるようで嬉しいです。
ヤクルトUK
ロンドンオフィスができたのは1995年、「バクテリア入り」という文言に抵抗感があるから変更してほしいと要求されたり、セキュリティの都合上、日本のようにヤクルトレディさんによる商品説明&訪問販売ができず当初は苦労したそうです(※)。
ちなみにヤクルトの海外利益は日本よりも多いというのもはじめて知りました。会社のホームページによるとヤクルトUKで取り扱っている商品は、この2つのみ。プロダクトラインを多様化させず集中して価値がある商品のみ売りに出る。いい戦略だと思います(上から目線・笑)。2019年度の年次報告書にはイギリスだけで1日約20万本飲まれているとありました。すごいですね!
今日も快食・快便。出すもの出したら、体が軽くなり気分は断然上がります!ヤクルトを飲んでの腸活からスタートする1日。私の新たな生活様式・The New Normの重要な一部となりました。
追記:ヤクルト社のまわしものではありませんが、ヤクルトスワローズ(主に監督・コーチ陣)と前述の球団マスコットつば九郎先生の大ファンです。
参考※:
社長さんのインタビュー記事(2015)。設立当初から軌道に乗るまでのお話が興味深いです。
松原弘泰さん - ヤクルトUK 社長 前編 - 英国ニュース、求人、イベント、コラム、レストラン、ロンドン・イギリス情報誌 - 英国ニュースダイジェスト