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海外生活(アメリカ・ドイツ・イギリス)20年目、Proseccoの日々観察記です。2021年夏ヨガティーチャートレーニングに挑戦しました!

簡単ごはん:巨大ベジタリアン豆腐バーグ(卵使用)

パスタやピザはもう飽きた

食材が豊富でないスコットランドではどうしてもお肉メインが続いてしまいます。おまけに、パートナーがイタリア人ということもあり、肉メインでない日はパスタかデリバリーピザ、もしくはステイホーム期間にたまたまスーパーで見つけたピアディーナというエミリアロッマーナ地方で食されているトルティーリャのような平たい生地にチーズとハムを包んで食べたり、炭水化物ヘビーな夕食を取っています。

イタリア人と一緒にいるのに、そんなにパンが好きでなくチーズも少しあればいいなぁという嗜好を持つ私。イギリスにいながら胃袋を休ませるための簡単レシピを考えていたところ、たどり着いたのがベジタリアン豆腐バーグです。

「豆腐ハンバーグ」を日本語で検索すると、合挽き肉を減らして豆腐を追加するものが多く、完全ベジタリアンのものはなかなかありませんでした。豆腐オンリーで作り通常のハンバーグのように小分けしたところ、つなぎに卵を使用しているものの豆腐はお肉ほど粘着性がないため焼いている時にポロポロとひび割れし、いざ食べる時は原型がなくなているものもあったので、いっそのことスペイン風オムレツみたいにフライパンいっぱいに作ってみようと思い考案したのがこちらです。

コツは、ブイヨンや固形スープを使用しない代わりに野菜の甘みをしっかりだすため、時間をかけて野菜を炒めること。私が好きな時短ではないけれど簡単なメインごはん、あるあるです。とにかくじっくり野菜(特に玉ねぎ)を炒めれば十分に甘みと旨みが出てくるので簡単に料理が美味しくなります。

ステイホームだし、Youtubeを見聞きしたりしながらのながら料理なのでなおさら時間も気になりません。

巨大ベジタリアン豆腐バーグの材料

  • 豆腐2丁(というのか英国で手に入るToFooというブランドのものを2パック、280g X 2、extra firmという超硬い豆腐です)
  • 玉ねぎ 半分
  • 赤パプリカ 4分の1程度(彩りと食感のためだけなので色は何色でもいいです)
  • コリアンダー(パクチー) カップ1くらい、好みで量を調節
  • 卵 2個
  • 塩・コショウ 適量

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豆腐をキッチンペーパーで包み、重しを置いて水切りします。スコットランドはまだ室温が低いので、冷蔵庫からだして1時間くらい放置していました。重しは、はちみつ瓶です。

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野菜は全てみじん切り。私のみじん切りはざく切りに近いですが。。。

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熱したフライパンにオリーブオイルをしいて、パクチー以外の野菜を投入、塩こしょうして色が代わりしんなりするまで炒めます。水分が飛んでしまったら少量の水を入れてください。目安は15分から20分。塩こしょうをするのはこのタイミングだけなので、塩はピンクヒマラヤンソルトを10回くらい挽きました。小さじ1強になるかならいかだと思います。通常塩分超控えめが好きな私にしてはかなり多いくらいです。

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野菜がしんなりしたらパクチーを投入、他の野菜と絡まるようざっくり火を通し炒めます。

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美味しい豆腐バーグのための一番のコツ:少量の水を追加して、野菜スープを作っているイメージでじっくり煮込みます。最低20分煮込むと旨みが出てきて美味しいです。時短命!の場合、固形スープを使用してもかまいません。

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20分煮込んだ後の状態。野菜からお出汁が十分に出ています。火からおろして常温に戻します。

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水切りした豆腐を細かくバラします。ToFooブランドの豆腐は木綿豆腐、よりもさらにハードなので気合を入れて固形部分がなくなるように細かくほぐしていきます。

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豆腐が十分にほぐれたら、炒めた野菜を豆腐に追加しまんべんに野菜が行き渡るようにざっくり混ぜます。その後卵2個を入れてさらにざっくり混ぜます。

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熱したフライパンにオリーブオイルを大さじ1くらい入れて、豆腐を全部一気に投入します。火加減は中火〜弱火。5分−10分、じっくり焼いていきます。

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巨大豆腐バーグの両面を崩さず焼くために、フライ返しができない私はもう一つのフライパンを熱し、オリーブオイルを入れて待機しています。同じサイズのフライパンがあれば良いのですがあいにく小の次は大サイズのフライパンしかありません。

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片面が焼けた豆腐バーグを熱々のフライパン(小)から熱々のフライパン(大)へ裏返して移動させることができました!違うサイズだと結構至難の技、成功するとプチ達成感が味わえます。5分から10分ほど焦がさない程度に焼いて火からおろします。

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巨大ベジタリアン豆腐バーグ、いただきます。

私には少し塩分がきつすぎたかなと思ったのですが、玉ねぎとパクチーの甘みが味付けゼロのお豆腐にまで十分に染み込んでいて、パートナーは美味しい美味しいと喜んでくれました。作りがいがありますね。

夕食これだけー、と思われた方。うちは、サラダやスープなど前菜は夕方6時のテレビニュースを見ながら食べるのが習慣になっているので、メインディッシュと出すことはほぼありません。だから豆腐バーグだけでも十分にお腹いっぱいになるのです。

スコットランドは4月から少しずつロックダウンが解除されていきます。いろいろなルールから解放されるのが待ち遠しいです。

 

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