簡単ごはん:巨大ベジタリアン豆腐バーグ(卵使用)
パスタやピザはもう飽きた
食材が豊富でないスコットランドではどうしてもお肉メインが続いてしまいます。おまけに、パートナーがイタリア人ということもあり、肉メインでない日はパスタかデリバリーピザ、もしくはステイホーム期間にたまたまスーパーで見つけたピアディーナというエミリアロッマーナ地方で食されているトルティーリャのような平たい生地にチーズとハムを包んで食べたり、炭水化物ヘビーな夕食を取っています。
イタリア人と一緒にいるのに、そんなにパンが好きでなくチーズも少しあればいいなぁという嗜好を持つ私。イギリスにいながら胃袋を休ませるための簡単レシピを考えていたところ、たどり着いたのがベジタリアン豆腐バーグです。
「豆腐ハンバーグ」を日本語で検索すると、合挽き肉を減らして豆腐を追加するものが多く、完全ベジタリアンのものはなかなかありませんでした。豆腐オンリーで作り通常のハンバーグのように小分けしたところ、つなぎに卵を使用しているものの豆腐はお肉ほど粘着性がないため焼いている時にポロポロとひび割れし、いざ食べる時は原型がなくなているものもあったので、いっそのことスペイン風オムレツみたいにフライパンいっぱいに作ってみようと思い考案したのがこちらです。
コツは、ブイヨンや固形スープを使用しない代わりに野菜の甘みをしっかりだすため、時間をかけて野菜を炒めること。私が好きな時短ではないけれど簡単なメインごはん、あるあるです。とにかくじっくり野菜(特に玉ねぎ)を炒めれば十分に甘みと旨みが出てくるので簡単に料理が美味しくなります。
ステイホームだし、Youtubeを見聞きしたりしながらのながら料理なのでなおさら時間も気になりません。
巨大ベジタリアン豆腐バーグの材料
- 豆腐2丁(というのか英国で手に入るToFooというブランドのものを2パック、280g X 2、extra firmという超硬い豆腐です)
- 玉ねぎ 半分
- 赤パプリカ 4分の1程度(彩りと食感のためだけなので色は何色でもいいです)
- コリアンダー(パクチー) カップ1くらい、好みで量を調節
- 卵 2個
- 塩・コショウ 適量
私には少し塩分がきつすぎたかなと思ったのですが、玉ねぎとパクチーの甘みが味付けゼロのお豆腐にまで十分に染み込んでいて、パートナーは美味しい美味しいと喜んでくれました。作りがいがありますね。
夕食これだけー、と思われた方。うちは、サラダやスープなど前菜は夕方6時のテレビニュースを見ながら食べるのが習慣になっているので、メインディッシュと出すことはほぼありません。だから豆腐バーグだけでも十分にお腹いっぱいになるのです。
スコットランドは4月から少しずつロックダウンが解除されていきます。いろいろなルールから解放されるのが待ち遠しいです。