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海外生活(アメリカ・ドイツ・イギリス)20年目、Proseccoの日々観察記です。2021年夏ヨガティーチャートレーニングに挑戦しました!

ステイホームからステイローカルへ

Spring has come

3月末にサマータイムへ変更されたのと同時に一気に日が長くなってきました。暖かくなったと思えばマイナス4度で積雪があったりとまだまだ冬支度ですが、気持ちだけはすっかり春めいて心軽やかになっています。

No more stay home

スコットランドでは長い長いフルロックダウンが少しずつ解除されてきました。

今週末から「ステイホーム」から「ステイローカル」へ行動規制が緩和され、食料品・日用品の買い出しとエクササイズ以外の不要不急の外出が禁じられていたこれまでと違って自由に外出してもよいことになりました。

なりました、と言っても暮らしが変わった感覚はありません。市街地に住んでいる私は、街の中心部からビーチ、川沿いの公園など、どこもかしこも徒歩圏内で「生活必需品の買い物」「エクササイズの一環」と、往来したい放題だったことが大きいです。ロックダウンが始まった昨年は交通量が一気に減ったせいでパトロール車がやたら目につきましたが、普通に生活している市民に対して取締りなどは全くありませんでした。ロンドンや都市部のように反ロックダウンのデモなどが一切起こらなかったことも理由かもしれません。

そんなステイローカルな週末に、午後から快晴が続きそうだったので、4時間ほどかけてウォーキングを楽しんできました。

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北海とつながる河口にて。奥には年間約8万世帯分の電力を送っている洋上風力発電器がうっすらと見えます。

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満開の黄色い水仙。青空に映えますね。

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1535年の建物。歴史が感じられる風景が徒歩圏に存在するのも市街地に住む醍醐味です。

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1495年創立の大学キャンパス。太陽の光をあびる御影石。色褪せた様子までもが美しい。

2021年4月現在のスコットランドの行動規制

緩和といってもかなり細かな制約は残されたままで、感染状況やワクチン接種状況を見ながら段階的に解除されていく感じです。一応ご参考までにエディンバラやグラスゴーを始めスコットランドの9割ほどの市町村で4月から可能になったことを書いておきます。

  • ステイホームからステイローカル=世帯がある市町村以内のみ不要不急に限らず自由に往来
  • 屋外で2世帯4名まで(ただし12歳未満は除く)の会合
  • 12歳から17歳までは4世帯、人数無制限の会合
  • 介護を必要とする人の家の訪問
  • 生活に必要な設置・修理(ガス電気インターネット)のための他世帯訪問
  • 特に必要とされる他世帯の子供や孫のケア
  • 葬式への参加20名まで、結婚式は5名までの参加

新たにオープンが許可された施設

  • 美容院・理容院(ただし予約のみ)
  • 宗教施設

過去3回のロックダウンにより生活必需品以外を取り扱うお店は大小構わずロックダウンで締め出されました。私の街では大きなデパートが2つ閉店(1つは倒産、2つは店舗閉店)し、有名どころではTop Shopなど服飾店を運営していた会社も倒産し店舗がクローズするなど、地元の経済的打撃がとてつもなく大きいです。

私たちもビジネス安泰というわけではありません。かわいそうにパートナーはストレスで眠れない日々が続いています。今はただひたすら、5月半ばからの国内・海外旅行解禁に向けて最後の一踏ん張りをしつつ、できる範囲で楽しめることを思う存分に楽しもうとしているところです。

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おまけ。隠し取りされていました・笑
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