Live Life to the Fullest どこにいても人生結果オーライ!

海外生活(アメリカ・ドイツ・イギリス)20年目、Proseccoの日々観察記です。2021年夏ヨガティーチャートレーニングに挑戦しました!

パスポート更新 in エディンバラ

いざエディンバラへ

パンデミックの終わりが見えないこのご時世。特に直近で海外渡航の予定もないため、急遽必要になってから新規で作っても良かったのだけれど、戸籍謄(抄)本を実家から取り寄せないといけないし、いつでも海外へ行ける!という安心感も欲しかったので、有効期限内の切替発給を行うことにしました。

というのは建前で、ただただエディンバラに行きたいというのが本音です。

スコットランドの6月は、日照時間が長く比較的温暖で旅行に最適な季節。本来ならば国内外から観光客が訪れてホテル料金が超値上がりする時期ですが、ロックダウン完全緩和前ということもあり特に海外旅行客が少ない今は、ホテルが満室になることがなく普段よりもお得な料金でホテル予約ができる!、という下世話な魅力もあったからです(笑)

本当は日帰りも可能なエディンバラ訪問ですが、観光も兼ねて1泊で出かけてきました。

f:id:Prosecco:20210621191819j:plain

領事館近くのホテルへ宿泊。部屋の窓からの景色。

パスポート更新書類準備

日本国内外、どこにいても申請書類は同じで、下記ホームページからダウンロードが可能です。

TOP | パスポート申請書ダウンロード | 外務省

有効期限内の切替の場合は下記情報が必要です。

  • 名前(日本語・ローマ字)
  • 生年月日
  • 本籍地(証明する書類は不要)
  • 現在保有するパスポート番号・有効期限
  • 現住所・現電話番号
  • 日本国内の緊急連絡先(住所、電話、名前)
  • 刑罰事項(ほとんどの人は全て「いいえ」)
  • 直近3カ月での旅行予定(特にないので「未定」)

私の本籍地は、一度変更されていて、大阪市内から実家がある堺市になりました。念のため母親に確認したところ、住民票では、例えば、1丁1番1(いっちょういちばんいち)だけれど、本籍は1丁1番地1(いっちょういちばんいち)とのこと。

うろ覚えで記入しなくて良かった!当たり前だけど。

片道数時間かけて出向くのだから間違いはあってはいけないと、記入事項を何度も何度も確認して印刷。自宅のプリンターの品質で、白黒・カラーどちらでもいいそうです。家の安プリンター、、、というより、エプソンのプリンターに純正じゃない激安カートリッジを使っていて、調子の良し悪しで印刷クオリティが変わるため、印刷された書類がきちんと受け付けてもらえるか不安でした。念のため申請書を印刷後、スマホで申請書のQRコードを読み取り、データがきちんと表示されるか確認しておきました。

最後に外務大臣殿の欄で、外務大臣殿を二重線で消し、申請書を提出する大使・領事宛に変更します。

ネットで探した見本では、書類は一つ前のバージョンですが、在シドニー大使館の例が一番わかりやすかったのではっつけておきます。

パスポート申請書記入見本 | 在シドニー日本国総領事館

パスポート用写真

10年後も自分の顔に耐えられるように、薄化粧をしてピアスとペンダントトップがキラリ映える黒のトップスを着ていったものの、出来上がった写真は当然ですが顔アップで、ペンダントトップは見事に切り落とされていました。ネックレスをつけるなら首周り密着型がオススメです。

それから、英国ではパスポート写真など国が発行する照明写真などすべてデジタル版を受け付けてくれるのですが、デジタル後進国の日本はきちんとプリントアウトした写真を貼付しなくてはいけません。近所のお店で写真を撮ってもらったところ、6枚で15ポンド(約2300円)でした。

次、いつ使用するかわからない証明写真。高すぎへん!?こんなもん!?

早くデジタル対応を可能にしてほしいものです。

領事館訪問は事前予約が必須

コロナ禍ということもあり訪問する際には予約が必要です。また遠方地域に居住する場合は当日申請・受領が可能のため、私の場合は、2週間前に電話で、午前の部で一番遅い10時半書類提出、午後の部では一番早い14時受領を予約しました。

あと電話、メールでの質問も丁寧に回答くださります。パートナーから窓口対応が最低だと聞いているイタリア領事館に比べると、役所とはいえ日本のサービスは信頼できますね。

申請料金は現金のみ

昨年の3月から一切現金を触っていなかったので、手持ちが足りなく久しぶりにATMで現金を下ろしました。また小銭のカウントの仕方もすっかり忘れてました。(117ポンドだったので7ポンドは自宅にあった小銭をかき集め少額penceを大量投入しました。嫌味か!笑)

未だに現金のみはちょっといただけないですね。国としてキャッシュレスを推進しているんじゃなかったっけ?なんでまず役所から導入できないんでしょうね。まぁ入札とかデータ管理とかいろいろ難しいのだとは思うけれど、いろんなところに無駄な税金投入されるんだったらとにかく利用しやすいところからしていったらいいのに、と思います。

書類提出・受取

f:id:Prosecco:20210621191830j:plain

こじんまりとした領事館

閑静なオフィス&住宅街にある領事館。宿泊先から徒歩2分の場所でしたが、余裕をもってアポ時間10分前に領事館へ到着したら、警備の方に「早すぎるので外で待っていてください」と言われてしまった。一瞬びっくりしたけれど、受付場所が狭く、すでに警備員2名と前の人(親子)がいたのでソーシャルディスタンスをとらないといけないのだろうと推測しました。そして結果、館内に入れたのが予約時間の2分後。きっちり「お待たせして申し訳ありません」と詫びられました。さすが日本だなぁと感心します。

書類提出にかかるやり取りは5分ぐらいでした。申請書と英国の場合はBRP(Biometric Residence Permit)の提出が求められます。私は間違って免許証を出してしまって、再度BRPを提出し直しました(汗)こういうおっちょこちょいな行動が治らないからいっつも何かするとき不安でいろいろ事前確認が必要なのです。

パスポート受取時は、早く到着しすぎて待たされるのも嫌だから、予約時間ギリギリに領事館へ出向いたところ見事に閉門(領事館の午後の会館時間は14時〜)。警備員さんが扉を開けて「あと少し待ってください」といわれました。親切な警備員さんは、再びすぐにドアを開けてくれて、「もういいよ、入って」と時計を確認すると13時59分と数十秒。。。そして窓口にある呼び鈴を押してくださり、ほぼ14時きっかりに窓口対応をしてもらいました。

窓口で小銭じゃらじゃらと料金を支払って、パスポートと領収書を受領し、これまた5分ほどで退館。ご丁寧に「お気をつけておかえりください」と言われて「すぐ近くのホテルに滞在しているんだけどなぁ」なんて思いながら、親切な警備員さんらとたわいもない話をして、できるだけあまりお世話になりたくない場所だなぁと思いながら後にしました。

さて、次は10年後。またエディンバラで更新するのかなぁ。

f:id:Prosecco:20210621192337j:plain

16歳で取得したパスポートも5冊目に。黒いカバーはサンフランシスコで申請したもの。当時は婚約者がいたのであえて5年を選んだら見事に名字が変わらなかった・笑

f:id:Prosecco:20210621191839j:plain

ステイ先のホテルの外観
PVアクセスランキング にほんブログ村