アファメーションと５秒ルールで批判癖とさようなら
現天皇陛下が皇太子殿下としてお誕生日を迎えられた２００５年の会見で言及された米国の教育学者ドロシー・ロー・ノルトの「子ども」の詩 を時折思い出します。特に心に響くのは一番最初の
批判ばかりされた子どもは、非難することをおぼえる
というフレーズです。
http://www2.tokai.or.jp/shida/fude/kodomo.htm
人や環境を批判したり非難しがちな自分の癖と対峙した時に、私は批判や非難されることが多い環境で育ったのかな、と自問するときがあります。
だけど、過去に囚われていても仕方がありません（実際には長い間過去から抜け出せませんでしたが、これについてはいずれまた）。今、私はこれからどうしたいか、どう生きたいのか、に焦点をあてて、現在絶賛人格再形成（？）トレーニング中です。
朝一番に行うアファメーション
その一つがアファメーションです。アファメーションとは、簡単にいうと「私は（ポジティブな状況）である」と断言・宣言することです。ちなみに、「私はこうである」として宣言を「確かにそうである」と確定するのがコンファーム（確認）です。
今日は、朝、目覚めてベッドでちょっぴりうだうだしていたのですが、５秒ルールを思い出しアファメーションを行いました。
まず、体を起こす前に、ベッドサイドテーブルに置いてあるiPod（私はiPodにいくつかアファメーション音源を入れています）を取り出し、イヤホンをつけ、アファメーションを耳から脳へ、脳から心へと、落としていきます。時間は１０分弱の間、私にとって優しい言葉のシャワーを浴び、素直に受け入れ（これ重要です！）、ありたい姿をイメージして全身で味わいます。
「どうせ私は」「苦手な人に言われた言葉」「避けられるもんなら避けたい状況」といったネガティブな考えが湧いてきたら、５秒ルールを思い出し、ネガティブな考えに引きずられないように耳元で囁かれる愛あふれる言葉に集中します。最後に「とにかく今日は素晴らしい一日にするのだ！」と決意してアファメーション終了です。
朝のアファメーションのおかげで、今日も生産的にかつ平和に穏やかに、そして一切落ち込むことなく、一日を過ごすことができました。
千里の山も一歩から：小さな成功体験
生産的に、といえば大げさかもしれませんが、正直他人さまにとってはどうでもいいようなことでほったらかしだったことをやり終えました！それは、１ヶ月以上前にほつれた洋服の直し（脇の部分）と、コートの首回りの汚れ取り、です。こういうのって別に誰かにみられるわけでもないので、下手したらずーっとそのまんま、だったかもしれません。
（いつか）必ずやる、と決めて、ドアのフックにわざわざ見えるように洋服をかけていたので、目に入るたびに「あ！やらないと！」と思っていました。「あ！やらないと！」と「あ！今日もやらなかった！」という思いが知らず知らずのうちに自分の中で大きくなっていったようです。本当に小さな小さなことですが、思い切って片付けたことで、「ミッション終了」＝達成感がを得られ、気持ちがすっと軽くなりました。
よく言われる、小さな成功体験が大きな成功につながっている、というやつです。
毎日いつでもどこでも、できるだけたくさんアファメーションに触れていたい
グータラYoutube・Netflixウォッチャーをやめて、否定癖、批判癖ではなく、肯定癖、受容癖をつけるため、最近は時間を見つけてはアファメーションを聴いています。仕事中、お料理中、お掃除中も、とりあえず聴き流します。不安な気持ちになりそうになる前にまず言葉のシャワーを浴びることで、ポジティブな気持ちに切り替えやすくするのが目的です。
変えられるのは今と未来。こどもの頃に浴びせられてきた（かもしれない）否定的な言葉を自分から追い出すには、その年月の倍、繰り返し繰り返しポジティブアファメーションを脳に訴え続けるしかないのです。
だから今も聴いています。
I am ...
Youtubeでいくつもアップロードされているのでお好きなのを見つけて試しに聴いてみてください。個人的には男性の声が落ち着いて好きです。英語版なら"I am affirmation"で検索すれば見つかります。（個人的に、女性版は必要以上にスピリチュアルっぽくしている場合があってあんまり好きじゃありません。）
今日のボキャビル
The present: 現在
The future: 未来
The past: 過去
I live in the present: 今を生きる
Let go of the past: 過去を手放す
Let go of negative thoughts and worries: ネガティブな考えと不安を手放す
I release all negative thoughts of the past and all worries about the future: 過去のネガティブな考えとまだ起こっていない未来に対する不安を手放す
