Live Life to the Fullest どこにいても人生結果オーライ!

海外生活(アメリカ・ドイツ・イギリス)20年目、Proseccoの日々観察記です。2021年夏ヨガティーチャートレーニングに挑戦しました!

いつまで続く14日間の自己隔離

残念ながらこの夏のイタリア旅行はキャンセルになりました(涙)

一番の大きな理由は、パートナーの高齢の母親が、コロナ感染は免れたものの、3月に初期の乳がんが発覚、現在治療中で免疫が弱っており、私たちが訪問することで新型コロナに限らずやっかいなウィルスを持ち込んではいけないから、です。

海外からの渡航者に対する入国措置(スコットランドの方が罰金が安い)

6月8日から発令された、海外からの入国者(英国在住者の帰国者も対象)に対する14日の自己隔離措置ももちろん理由の一つです。英国に入国する48時間前にイギリス政府の指定サイトからパスポートやフライト、滞在先などの旅行者情報を登録し、入国時に登録内容を提示する必要があります(情報提示をしなければ罰金100ポンド!あるいは入国拒否の可能性もあり!)。事前手続きは面倒ですが、特に問題はありません。ただ、いつでも自由に動ける家族や友達が近くにいない私たちにとっては、14日間の自己隔離は少々やっかいです。

- 空港からはできるだけ滞在先まで直行。やむをえず公共の交通機関を利用する場合は、マスク(顔を覆う)、他の乗客と2m以上離れる 《現実的に無理》

- ケアサポートがなければ生活に支障が出る人以外は、申告した滞在先で、ステイホーム。原則一切の外出禁止(学校、職場、買い物!)、家族・友人との面会禁止。食料品や薬がいる場合は、配送を活用する。《不可能ではないが生野菜不足必須》

- 自己隔離の違反がわかればイングランド&北アイルランドでは1000ポンド、スコットランドでは480ポンド、度重なる違反にはイングランドでは最高3200ポンド、スコットランドでは5000ポンドの罰金が科される《あほらしー》

二人暮らしの私たちは、たとえ14日間とはいえ、経済活動が始まろうとしている中、いざという時に人と会えない、というのは正直困ります。(経験上こういう時に限って仕事依頼が来たりする)

イングランドとスコットランドで罰金が異なるのは、刑法が異なるからです。スコットランドでは500ポンドを超える罰金については、いわゆる検察に報告する必要があるそうです。自己隔離を破っただけで、1000ポンドの罰金にしてしまうと、大罪でもないのに検察側での手続きが増えてしまう=徴収に時間がかかる、からだと推測しています。その代わり500ポンド以上であれば1000ポンドでも5000ポンドでも手続きは変わらないので最高罰金額がイングランドに比べて高額に設定されています。

いずれにせよ、対コロナワクチンが市場に出回るまでは、海外出入国は難しいですね。

あー、半袖半パンで自由に動き回りたいです!!!

f:id:Prosecco:20200610205737j:plain

2017年ヴェニス・ムラノ島訪問時。暑くて日陰ばっかり歩いてました。

 

PVアクセスランキング にほんブログ村