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海外生活(アメリカ・ドイツ・イギリス)20年目、Proseccoの日々観察記です。2021年夏ヨガティーチャートレーニングに挑戦しました!

スコットランドでイタリアの夏を感じる:Spritz con Aperolを飲みながら

ロックダウンを機に始めた新たな習慣

北東イタリア・ベネト地方の夏の定番のドリンク、Spritz con Aperol。

毎年夏、イタリアに滞在している間、ほぼ毎日と言っていいほどカフェバーで飲むアペリティーボ・カクテル(食前酒)です。今年の夏をイタリアで過ごせないとなると、お家で作って夏を味わうしかありません!スーパーで必要なものを購入、お家で作ってみました。

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ステイホームバー。お家でイタリアンアペリティーボ。

Spritz con Aperol の作り方

アペロールボトルに記載されている基本の作り方は、アペロール1、プロセッコ1に対して炭酸水を少量(スプラッシュ!)、氷とオレンジスライスを入れるだけです。

 

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Spritz作る際に必要なドリンク類。アペロールは2本目。

宅飲みをやってみて気づいたのは、この分量だと酔いがまわるのが早く(甘いのでついついごくごくと飲んでしまう自分が悪いのですが・汗)、その後の晩御飯の準備・片付けに支障が出るので、私は、アペロール50cc、プロセッコ100cc、炭酸水200ccで作っています。

プロセッコは、一旦ボトルを開けると1−2日で飲みきらないといけないため、最近は辛めの白ワイン(ピノグリッジョかガヴィ、できるだけ北イタリアの白)を使っています。在日本の友達に教えたところ、ちょうど冷蔵庫に余っていたロゼでやっても美味しかったと言ってました。アペロールは酒屋さんで調達したそうです。

炭酸水は、サンペグリーノなどミネラル入りではなく普通のものがオススメです。

オレンジは面倒なので入れてません(笑)。自己流にアレンジして美味しければ良いのです!

Aperol & Prosecco

アペロールはベネト州パドヴァ発のリキュールで、今はミラノにあるカンパリ社がオーナーです。カンパリと同じようにオレンジ色ですが、カンパリほど苦味がなく、アルコールも半分以下なので飲みやすいです。ただストレートで飲むことはあまりないみたい。Spritzのカンパリ版やその他のリキュールとのカクテルもあり、カフェでオーダーするときはSpritz con Aperolもしくは con Campariと、どちらか指定する必要があります(でないと、どのSpritz?と聞かれます!) 

プロセッコもベネト州の産物です。シャンパンほど高級でなくお手頃価格なので宅飲みカクテルに最適です。

アペリティーボ

夕食開始が8時以降のイタリアの場合、夕方5−6時には小腹がすいてしまいます。西日が傾いたころ、カフェバーによって軽く一杯飲むのが大好きです。特に気温が30度を超えるような時は、午後3時頃からこのオレンジ色のドリンクを飲むことを心待ちにしていたりします。

ベネト州でSpritzを頼むと、なぜかポテトチップスが付いてきます。ディナー前の胃袋に悪いとは思いつつも、Spritzと非常に相性がよくついつい食べ切ってしまいます。ほろ酔い気分にお腹が少し満たされ涼しくなりつつある夜に向けてゆったりと時間を過ごす。。。想像しただけでハッピーです。

大好きなSpritz con Aperol

鮮やかなオレンジ色がインスタ映えするので(インスタやってません・笑)ついつい写真を撮ってしまいます。ご興味があればスクロールダウンして一緒にイタリアの夏を恋い焦がれてください。

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ベニスマルコポーロ空港到着後、真っ先に立ち寄るPasticceria (ケーキ屋さん)で一杯。

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近所のGelateria(アイスクリーム屋さん)で一杯。

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世界遺産都市ヴィチェンツァの美しいスクエアを眺めながら一杯。

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湖畔で一杯。

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川でひと泳ぎ後に一杯。

サービスでポテチが付いてこなかったのでわざわざ一袋購入。

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Spritz con China Martini...味が苦くて後にも先にもこれ一杯のみ。

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食の都ボローニャで一杯。付き出しが豪華!

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イタリア以外でも大人気。隣国スロヴェニアの海辺で一杯。

遥か彼方の対岸はトリエステ。

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邪道ですが、クリスマスシーズンにも一杯。

イタリア人には白い目で見られましたが、何せ観光客なもんで・・・。

ちょうどSpritz con Aperolについて記事を書こうと思っていた昨日、フォローしているパリ在住の作家辻仁成さんのツイッターに下記の記事が紹介されていたのを目にしました。パリでもSpritz流行っているって、と家のベネト人に伝えると、すっごく喜んでいました。

www.designstoriesinc.com

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