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海外生活(アメリカ・ドイツ・イギリス)20年目、Proseccoの日々観察記です。2021年夏ヨガティーチャートレーニングに挑戦しました!

カザフスタン・アティラウの旅の記録① 移動編(モスクワ経由でカザフスタン入国)

先日出張で初めてカザフスタン・アティラウへ行ってきました。

カザフスタン渡航について、特にお仕事で行かれた人の体験談がほぼ皆無だったので、どなたかのため、また次回渡航の忘備録として残しておきます。

たびレジ登録

旧ソ連、CIS(独立国家共同体)への渡航、ということで事前に入念なリサーチを行いました。まず、外務省 海外安全ホームページを調べたところ、生まれて初めての危険レベル1(十分注意してください)と指定された国への渡航だったのでだったので、きちんとたびレジに個人情報と渡航期間、緊急連絡先を登録しました。欧米や近隣アジアで事故や問題があればすぐにネットニュースで報道されると思うけれど、日々の生活でほぼ耳にすることのないカザフスタンということもあり、家族を安心させるためにも一応登録しておきました。

入国について事前に確認しておいたこと

ヨーロッパ国内移動が多いため、通常はパスポートの日付だけを気にして旅行していますが久々に日本人の入国(観光・商談などのビジネス)についても調べました。結果、

  • 日本人は滞在30日まではビザ免除!

    カザフスタンへの入国は、日本を始め、EU諸国、米国、など現在54カ国が短期滞在ビザ免除となっています。

  • パスポートの残存期間は6ヶ月間
  • 国内に5日以上滞在する場合は、滞在登録が必要ーー>現地空港で登録(下記に詳細記録)。

ロンドンからモスクワへ

私たちの飛行ルートは、エアロフロートで、ロンドンヒースロー空港からモスクワ経由アティラウというものでした。ロンドンからモスクワまでの飛行時間は4時間半。エコノミーだったけれど幸いガラガラで私の隣は空席、快適なフライトでした。乗客のロシア人は背が高く金髪のスタイリッシュな人が多くやっぱりスコットランドの田舎もんとは違って洗練された人が多いなぁと感心していました。

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エアロフロート機内食

ビーフシチューとピラフのようなメインディッシュにハムのサラダ、パン2種類にお菓子が付いていました。メニューにはラムシチューと書いてあったのでそれを楽しみにしていたのだけれど、残念ながら記載ミスとのことでした。ドリンクのベリージュースが美味しかったです。

モスクワSheremetyevo (シェレメーチエヴォ)空港

到着後の待ち時間は1時間半。白で統一された空港建物内は巨大ではピカピカでした。初めて目にするロシア語の表記に戸惑いながらも小さく書かれた英語を頼りに、だだっ広い空港を早歩きで移動。ボーダーコントロール(入国審査)的な場所に到達しました。そこでは、写真撮影なのか、目の照合だけだったのか、カメラを一瞬見つめて滞在先を伝えるだけの簡単なものでした。

モスクワ到着が夜22時50分だったので、空港内のお店もほぼクローズ、人もまばらで閑散としていました。

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夜遅く閑散としていた空港内。ロシア語表記が新鮮。

午前0時25分発のアティラウ行きのゲート前は多くの人が待機していました。おまけにぱっと見た所、飛行機で一緒だった洗練されたロシア人ではなく、どちらかといえば私が住むスコットランドの街のイケテナイ人たちの雰囲気を醸し出していてアティラウまでの旅がちょっぴり不安になりました。

モスクワからアティラウへ

ほぼ満席だったフライトはたった2時間半とはいえ、疲れているのと前出のイケテナイ人たちに囲まれ気分が滅入っているのとで、実際よりも長く感じました。機内食にサンドイッチ的なものが出ましたが写真をとる気力もなく。。。ただひたすらiPadにダウンロードした本を読んでいました。

アティラウ到着:VIP入国

真っ暗な空の下、アティラウに無事到着。飛行機停止後の窓から、なぜか私たちの名前がかかれたプラカードを持った人を発見。タラップを降りて、バスに乗り込んで行く他の乗客たちを横目に、私たちは小さなバンに乗って通常とは違い(と言っても通常がどうなのかわからないので比較できませんが)、小さな入国審査場所へ連れて行かれました。

そこはVIPゲスト用で、私たちの便からは私たちを含めて5名だけでした。この対応は、現地のビジネスパートナーが気を利かせてVIPエントリーを申請してくれていたからということが後にわかりました。後にも先にもこんな経験はないだろうなぁと思いつつ束の間のVIP待遇にウキウキしていました。写真を撮りたかったけれど、入り口には軍服をきた人が何人かいたのでやむなく断念しました。

審査窓口で滞在登録書をもらって、個人情報、滞在期間などを記入して、審査官に提出、小型カメラ(確か日本製だった)を数秒見つめて審査終了でした。この際、滞在登録書には二つのハンコが押されていることが重要だとのことです。またこの登録書は出国の際に提出しなくてはいけないのでくれぐれも紛失しない様に、とのことでした。

届かない荷物

VIP入国でラッキーと思ったのも束の間、結局、普通に入国したほうが早かった、というオチでした。というのも、VIP入国で待たずに入国審査が終わったものの、ラゲージは一般の手荷物受取口にあったからです。ラゲージの受取書は、タラップでプラカードをもっていた方にお渡ししており、持ってきてくれることには間違いないのですが、待てど暮らせど届かない。氷点下の外に出て様子を伺うと、すでに同便で到着した多くの旅行客が預り荷物を受け取って空港を後にしていうのが見え、ウキウキ気分もご機嫌ナナメになってしまいました。

いずれにしてもひとまずカザフスタン入国が無事に済みました。

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